XYZ三方向へ可動するフローティング構造で、基板スペースの有効利用を実現できる優れたコネクタ

フローティングコネクタは、基板への搭載位置がずれていてもずれている位置までインシュレーターが可動し、正しく嵌合することが可能できるコネクタです。XY方向へ±1.00㎜の誘い込み量も設けてあるため、基板と基板との嵌合ズレも吸収できます。固定側と、可動側との本体にある取付耳(PEG)は、実装の強度を向上させて、より堅牢なコネクタを実現できました。
図一:フローティング構造
プリント基板上の実装部品数が多くなれば、累積公差が大きくなります。各構成部品の累積公差を厳しく管理することは、コスト高の要因になります。 フローティングコネクタは、大きく公差が持つため、セットの設計公差、組立公差に、余裕ができ、設計の自由度を高めることが可能です。
端子に可動バネ部を設けることにより、X/Y/Z方向へ可動することが可能です。 コネクタが可動することで、基板位置ズレを吸収し、はんだ接合部へのストレスを軽減させて、はんだクラックの不具合で接触不良の発生を抑えられます。
図二:嵌合ズレを吸収する機構
フローティングコネクタは、接点が固定されたまま、X/Y/Z軸方向へ可動し、耐高振動、耐高衝撃に優れたコネクタです。厳しい振動環境下にある車載ユニット、医療機器、産業機器に広く使用されています。
とりわけ、地球環境に良いEV電気自動車の普及に伴い、カーナビ、モーターECU、インフォティメント、無線モジュール、バッテリ管理(BMS)など多岐にわたった車載ユニットからは、高信頼性の車載用コネクタの需要も高まってきています。 Greenconnは、市場ニーズに応えるために、より高精度、小型化の技術にフォーカスして、ピッチ、嵌合高などバリエーションの豊富なフローティングコネクタを、量産に成功しました。
標準品以外、お客様のオンリーワンの仕様にも対応しております。高信頼性と、コストパフォーマンスの高いコネクタにょるソリューションを、提案します。
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